ポケモン好きゲーマーのブログ

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WCS2019日本予選メインPT(ウルトラルール)

というわけで本日はWCS2019の日本予選をオンラインで戦ってきました。残念ながら対戦時間を取るのが難しくてメイン、サブそれぞれが10戦ずつくらいで終わってしまいましたがどちらも勝ち越していて1日しかテストできなかった割には勝てました。
まずはメインPTの方から紹介、構築経緯と個別紹介を書きますが非常に長い内容なのでご注意を。


☆構築経緯


自分の好きなポケモンであるルギアを使いたいと思ったのが始まりでした。今大会でマルチスケイルを持つルギアは映画の前売り券で貰える風のルギアのみでもう厳選してしまったのですが幸いゲームをやらないが一緒に映画を観に行った友人から巻き上げた分が残っていたので無事厳選(笑)このルギアは限定技の暴風を使えるため相方にはゲンシカイオーガを採用、これにより伝説枠は確定。

しかし、元々火力がイマイチなルギアがエアロブラストの代わりに暴風を採用したところで大して威力は出ませんし天候の取り合いになりやすい環境であることに加えて追加効果も運任せなため結局ルギアはZ追い風からの確定急所を狙う型に。ゲンシカイオーガに関しては単純に追い風潮吹きが強力でルギアのスキスワにより天候を取り戻しつつマルチスケイルを渡せるため伝説枠は予定通りそのままにしました。ただ、このままだとルギアの火力が不足していて伝説が2体使えるルールではPTの総合火力が足りずにダメージレースに負けてしまうのが濃厚でした。

そこで何とか火力を確保しようと思って考えた末に確定急所エアロブラストを味方に当てて怒りのつぼを発動させるというプランが浮上、火力の低さを逆手に取った作戦です。いかりのつぼ持ちの中で飛行弱点じゃないポケモンワルビアルケンタロスのみですがタイプ一致地震が打ててオーガルギアの弱点である電気を無効にできるワルビアルを採用。エアロブラストでのダメージを最低乱数でギリギリ50%を超えるようにルギアは陽気で個体値14の個体を採用、理想は近似値となる10だったがルギアはシンクロ厳選できないため妥協。ワルビアルにはオボンの実を持たせることで擬似的にオボン腹太鼓をする感じになりました。

このコンボの強いところは発動した同ターンに即座に攻撃に移れる点だと思います。ジオコンゼルネのように積んでから攻撃までに時間がかからないため同ターンの黒い霧や吹き飛ばしなどで防ごうとしてきても襷とかでない限りは使わせる前に倒すことが可能ですし襷とかで耐えてから反撃で倒されたとしても1ターンの行動で相手2体に壊滅的なダメージが入るため十分元は取れています。また、味方による攻撃なのでルギアが挑発されても使えるのも強みでトップメタであるゼルネアスへの対策をほとんどかいくぐることができます。ワルビアルで少なくとも相手ポケモン2体以上をほぼ瀕死にするかできれば倒して残る2体をワルビアル以外のアタッカーで押し切って勝つというのがこのPTのゲームプランになりました。

残る3体はルギアが出しにくい時にメジャーなオーガレックと似たような運用をしたかったためメガボーマンダを採用、相手のオーガレックに強いこともありこれによりメガ枠もすぐに決まりました。そしてこのPTはルギアの追い風Zが起点となっていてこの技だけは何としても発動させなければなりません。Zワザのため挑発や横取りは無効にできますが初手で猫騙しされるのが行動を封じられつつマルスケが剥がされるという1番嫌なパターン。ルギアには守るを入れるスペースは無いため猫騙しを防げるポケモンを、そしてワルビアルが先制技を受けるのも防ぎたいため先制技自体を無効にできるポケモンを採用することに。先制技を無効にできるポケモンの代表格と言えばカプ・テテフが挙げられますがルギアは飛行タイプのためルギアへの猫騙しを防ぐことができません。そこでアマージョハギギシリのコンペとなりましたがオーガルギア共通の弱点である電気に強く、またPT全体がナットレイに弱いということもありけたぐりである程度ダメージを与えられるアマージョを採用。素早さも低めでルギアのZ追い風に合わせて後攻とんぼ返りでゲンシカイオーガワルビアルを無償降臨させやすくこのPTにはベストマッチだと思いました。最初は後投げして脱出ボタンでアタッカーを無償降臨させる予定でしたが安定しなさそうだったのでチョッキで採用、全部攻撃技になったおかげでHA振りとなり足りないPTの総合火力を上げることもできました。

ラス1枠はかなり悩みましたがオーガレックに対してワルビアル地震を打ちにくく、ぶん回すでは倒しきれないためオーガレックに強いポケモンとしてカプ・コケコを採用。マンダコケコの組み合わせはオーガレックに対して非常に強く、先発で出しておくだけで圧力をかけることができます。また、眠り対策も兼ねていますが肝心のルギアには効果がないため挑発を採用、前述の通りこのPTの要はルギアなのでルギアは何としても初手に行動させる必要があります。このPTはルギアとコケコのどちらかが必ず先発で出るため吹き飛ばしと挑発でトリックルームに対してはかなり止めやすくなりましたが逆に発動を許してしまうとルギア以外に堅いポケモンがいないため守る等で時間を稼ぐのは少し厳しくなってしまいます。このようなオンリーマイイマジネーションでPTを完成させました。


①ルギア

NN:ルギア(NN変更不可)
特性:マルチスケイル
性格:陽気
技:エアロブラスト、スキルスワップ、追い風、吹き飛ばし
持ち物:ヒコウZ

C個体値14で陽気HS全振りという非常に珍しいルギア、エアロブラストでワルビアルのHPを51%~61%削るためです。Sはすぐ下にカミツルギがいるため最速にしています。攻撃、サポート、味方に攻撃とありとあらゆる役割を押し付けており過労死しないか心配でした(笑)攻守の要としてほとんどの試合で選出しており間違いなく今回のMVP、本当によくやってくれました。風のルギア引き換え券を譲ってくれたY氏とほよ氏には感謝しかない。その堅さは凄まじくマルスケがあればガオガエンのHDCですら耐えます。一撃で倒されるとしたらMLBくらいですが月食ネクロズマはほぼ100%ウルトラネクロズマZを持っていますしウルトラネクロズマが使えることでルナアーラもかなり減ったためテスト、大会両方合わせても一撃で落とされた試合は無かったです。


エアロブラストは追い風Z発動により確定急所に、ワルビアルに当てて怒りのつぼを発動させるのがメインですが対戦を重ねていくうちに意外と相手への攻撃としても使えることが分かりました。陽気とはいえタイプ一致で威力も100あるので確定急所ということもありギミック発動後はワルビアルで倒しきれそうにない相手を先に削るなどアタッカーとしても結構機能していました。問題は20戦に1戦は外すということで大会ではよりによって自分の現時点より100くらいレートが高い相手に怒りのつぼが発動すれば勝てるという場面で外してしまいその後粘って接戦に持ち込むものの敗因となってしまいました。とはいえテスト含めて外したのはこの1回のみであり勝率にはほとんど影響してないので作戦そのものが無謀だとは思いませんでした。外してもタイミングによっては勝てることもあるし5%の運は仕方ない。あとワルビアルを選出しない場合などZ追い風を使う必要が無い時はZワザ化させて使うことでダメージを稼ぐことも可能。


スキルスワップは主にゲンシカイオーガに対して使います、相手がゲンシグラードンで潮吹きを止めに来た時に天候を取り返しつつマルチスケイルを渡せるため浮遊を渡せるクレセリアとはまた違った良さがあります。伝説の中では素早さも高いためスキルスワップ→潮吹きという行動が非常に安定します。ゲンシグラードンを後出ししてくれれば仕留められるので一気に勝利に近づきますし出さなくてもマルチスケイルを渡せるため無駄な行動にはなりません。また、アマージョのとんぼ返りに合わせて使うことで女王の威厳ルギアが爆誕し、場に居座りやすいルギアで先制技を無効にしながらゲンシカイオーガで暴れたりワルビアルのコンボを狙うことができますし他にも相手の特性を奪ったりと色々面白いことができます。


追い風はZワザにすることで急所率2段階上昇、エアロブラストが確定急所となってワルビアルいかりのつぼを発動させることができます。挑発や流行りの横取りを無効にできてルギア自体も非常に耐久が高いため安全に発動させることが可能です。挑発されると以降は補助技が使えなくなりますが追い風Z→エアロブラストの流れを止めることはできないため天候を取られてもワルビアルいかりのつぼ地震ゲンシグラードンは一撃。よってスキルスワップが使えなくなるのはさほど問題ではありませんが吹き飛ばしでトリックルームを阻止しようとしている時だけは注意が必要です。


吹き飛ばしはトリックルーム阻止用に、カラマネロ以外なら挑発を受けない限りは成功します。一度カラマネロと遭遇した時は知識不足で知らなかったため危なかったです、幸いトリックルームではなく追い風を横取りしようとしてきたのでZ追い風で無効にして勝てましたが。

ゲンシカイオーガ

NN:セレス
特性:始まりの海(龍咲海)
性格:ひかえめ
技:潮吹き、根源の波導(水の竜)、冷凍ビーム(氷の刃)、守る(セフィーロを)
持ち物:あいいろのたま

NNは魔法騎士レイアースより海神セレス、ゲンシカイキで更にネタ度が上がりました(笑)
ひかえめCS全振り、ムーンシリーズで使っていた個体をそのまま使っています。
ムーンシリーズではスカーフでしたが特に努力値は振り直しませんでした、ゲンシカイオーガはBに厚めに振るのが流行りですが耐久はマルチスケイルでカバーできますし後ろにワルビアルメガボーマンダが控えているためある程度削ってくれれば良いという考えです。大会では肝心な方にオリジンパルスが当たらないなど不運もありましたが最終的には勝つ試合が多く雑に削るというプランも悪くなかったです。勿論潮吹きで圧倒する試合もあり禁止伝説の強さを見せつけてくれました。


潮吹きはメインウェポン、なるべくこの技だけで終わらせたいのでアマージョのとんぼ返りやコケコのボルチェンからなるべく安全に出したいですね。マルチスケイルを貰っていれば先に攻撃される状況でも根源より安定する場合もあるので確実に当てたいか雑に削りたいかで使い分けたいところです。


根源の波導は普段なら命中が不安なので採用しないのですが今回はマルチスケイルが貰えることもあるため通常より試行回数が稼げるという判断で採用。2回使えれば最大4体のうち1体くらいは外すかもしれませんが3体に当たる可能性は高いので。


冷凍ビームは最初熱湯にしていましたがあまり使う場面が無く、マンダレックが重かったので変更しました。水の単体攻撃技が無くなりましたがナットレイにもある程度ダメージが入りますしワイドガードアマージョのフェイントで解除できるため問題ないと判断。その結果、熱湯があればというシーンは全く無くてマンダレックがだいぶ処理しやすくなったので正解だったと思います。

ワルビアル

NN:ノヴァ
特性:いかりのつぼ
性格:陽気
技:地震、ぶん回す、つけ上がる、守る
持ち物:オボンの実

NNは魔法騎士レイアースより、自分以外をみんな倒すということで味方を巻きこむ技を2つを持つポケモンに(笑)
陽気AS全振り、グラオーガを確実に抜きたいため最速で。また、火力強化アイテムを持てないためAにも全振り。しかし怒りのつぼが発動していてもぶん回すで相手のアマージョをギリギリ倒せない若干火力が足りない場面があったので命の珠等を持たせることも検討。まあこれだと相手の攻撃は極力受けないようにする必要があるため特にコンボ発動の瞬間を先制技等で狙われないような工夫が必要でプレイングが難しくなります。役割は確定急所を発動させたルギアのエアロブラストを受けて怒りのつぼ発動という擬似オボン腹太鼓コンボから地震とぶん回すで全てを終わらせます。
このコンボで最低でも2体は倒すか襷頑丈発動まで持っていけないと苦しいですね、全抜きが理想ですが。持ち物に関しては改良の余地があると思いました。大会ではオーガレックが多かったため選出自体も少なく、コンボが一度も決まりませんでしたがテストでは何度も決めておりたまたまグラゼルネに当たらなかっただけだと思います。常に微妙に火力が足りないと感じていたので火力面が今後の課題だと思いました。


地震はメインウェポン、ゲンシカイオーガ同様にこの技だけで終わらせたいところだが地震が効かないポケモンも多いためなかなか難しい。特にオーガレックが厄介でレックウザには地震無効な上にぶん回すでは倒しきれないためワルビアルで対処するのは厳しいと感じた。逆にグラゼルネに関しては地震で一掃できるため対処しやすかったです、天候関係無いしジオコンも吹き飛ばしや挑発で止めやすいので。


ぶん回すはネクロズマミュウツー、ルギアなどエスパーに有効、特にネクロズマに関してはどのフォームでも一撃なのが強い。地震で十分なのでは?と思われるかもしれませんがネクロズマの横に地震が効かないポケモンがいる場合に役立ちます。ワルビアルで2体以上に致命傷を与えていくゲームプランなので隣のポケモンを巻き込めるのは大きいです。欠点としては味方を巻きこむ技な上にこのPTだとマルスケが発動したルギア以外は当たると一撃で倒れてしまうため味方を犠牲にするか守るしかなく味方の行動が制限されてしまいます。


つけ上がるはワイドガード対策に。A6段階上昇のタイプ一致威力140の悪技を受けられて地震も無効にできるポケモンはほぼ皆無なのでワイドガードしている間にもう片方を攻撃して確実に1体ずつ仕留めていけるためワイドガードはほぼ自殺行為です。

アマージョ

NN:CN346(コードネーム346)
特性:女王の威厳(あたしが女王様よ)
性格:意地っ張り
技:パワーウィップ、けたぐり、とんぼ返り(CN346からミシルへ)、フェイント
持ち物:突撃チョッキ

NNはかみさまみならいヒミツのここたまより、想像力が足りずに女王様と言われて思い浮かんだのがこれしかなかった(笑)先制技を防ぐのが主な役割でルギアと一緒に先発で出してルギアを先制技から守ることでZ追い風の発動をサポートしつつとんぼ返りでゲンシカイオーガワルビアルを無償降臨させるのがこのPTの基本的な戦い方になります。とんぼ返り後はゲンシカイオーガワルビアルに先制技が飛んで来そうなタイミングで後投げしてフェイントで崩していきます、とはいえアマージョがここまで生き残っているケースは少ないです。大抵はとんぼ返りする前か良くても後投げしたタイミングで倒されますが基本的にはアタッカーが無償降臨できれば成功です。大会ではほとんどとんぼ返りしか選択してなかったですね、ガリョウテンセイで即死してばかりでした。とはいえ後投げで先制技を防いで勝った試合は多くむしろ技自体要らないのでは?と思うくらいでしたね(笑)


パワーウィップカイオーガに、チョッキのおかげで冷凍ビームを1発は耐えるので1回は当てておきたいところ。


けたぐりはナットレイに、倒すというよりはゲンシカイオーガの冷凍ビームやワルビアル地震圏内に入れておきたい。意地っ張りにしていますが後攻とんぼ返りやナットレイを意識するなら勇敢の方が良かったかもしれません。


とんぼ返りは一番重要な技、威嚇が女王の威厳になったガオガエンみたいな使い方で出し入れを繰り返します。トリルやネクロズマミュウツー等でエスパーが結構多かったため思いの他ダメージを稼ぐことができたのは嬉しい誤算でした。


フェイントは一度も使わなかった気がします、ワルビアルゲンシカイオーガが攻める時に隣にいる場面が無かった。ワイドガード自体、使ってきた相手が少なかったです。

ボーマンダ

NN:バハムート
特性:威嚇→スカイスキン
性格:せっかち
技:流星群、すてみタックル、追い風、守る
持ち物:ボーマンダナイト

NNはファイナルファンタジーシリーズより、これまたイマジネーション不足だった。
せっかちCS全振り。メガレックウザへの対策で先制流星群で1発撃破を狙いますがチョッキやタスキ率が高かったのでコケコのマジカルシャインと合わせて縛りに行きます。一度高レートと当たった時に交代読み追い風をしたらなぜか居座るという謎プレイングをされた以外は安定、普通に攻撃してれば落ちるのにまさかマンダコケコの前に居座るメガレックウザがいるとは思いませんでした(笑)せっかちにしているのが地味に効いていて相手のゲンシカイオーガの潮吹きをギリギリで耐えてすてみタックルで削る場面が多く無邪気にしなくて良かったと思いました。あとゲームプランに沿うならばハイパーボイスが欲しいのですが他の技も外したくないので難しいところです。コケコマンダで先発として出すか終盤の詰めとして使うかの2パターンでしたがよく働いてくれたと思います。


流星群は対メガレックウザ、前述の通り普通はコケコマンダと対峙したら引くと思うのですがなぜか引かないケースばかりだったのでもう少し対戦回数を増やして傾向を知るべきですね。実際レートが低めな相手に対してはそのまま突破できてるので1700くらいまでは撃っておけば良いのかな。


すてみタックルナットレイモロバレルに撃ちたい技、ゲンシカイオーガを止めるため大抵はHDなので。無振りでもH振りモロバレルは一撃のため怒りの粉トリックルームやジオコンに対してもすてみタックル+吹き飛ばしor挑発で無理矢理阻止できます。
ゲンシカイオーガにもまあまあ入るのでやはり外したくない技です。


追い風はコケコマンダ展開の時に、互いに追い風の場合に相手のオーガレックを縛れるため重要な技でした。あとはルギアが出しにくい時にも追い風役として役に立ってくれました。

⑥カプ・コケコ

NN:エレキマン
特性:エレキメーカー
性格:臆病
技:ボルトチェンジマジカルシャイン、挑発、守る
持ち物:気合の襷

NNはロックマンより。
臆病CS全振り、これもムーンシリーズからの流用ですが技構成は大きく変化。
オーガレックに対してはボーマンダと共に先発で出して縛りに行きます。また、相手がトリパでルギアが挑発されそうな場合にルギアと共に先発で出して挑発される前に挑発して吹き飛ばしでトリルを阻止するケースもあります。ムーンシリーズではかなり活躍してくれましたがウルトラルールでも大活躍、シングルのイメージしかなかったコケコの印象が変わりました。やっぱり決め付けは無しですね、テテフがスカーフかどうか判別してくれたりと意外な形で役に立ってくれることもありました。襷のおかげで行動が確保されてるのも安心でした。


ボルトチェンジはアタッカーを降臨させるのが主な役割だがエレキフィールドとCに振ってることもあり結構良いダメージが入っていた、素早いので無償降臨は難しいがアマージョを挟んだりルギアと先発にした場合にボーマンダを出して威嚇を撒いたりと色々応用できた。


マジカルシャインメガレックウザに、ボーマンダの流星群と合わせて確実に落としに行きます。他のポケモンに対しても襷のおかげで1回は撃てるのでメインアタッカー陣の圏内に入れられれば十分。
この技はあまり使う場面が無いかもしれないと思っていましたがやはりフェアリー技は通りやすい、採用して正解でした。


挑発はルギアへの催眠を防ぐためだけの採用でちょっと勿体ないかなと思っていたのですが高い素早さのおかげで悪戯心以外の相手の追い風を防いだり挑発される前に挑発したりマンダコケコ先発の時に相手のトリルを止めたりと思っていた以上に使う場面があって勿体ないどころか必須に近い技でした。
クロバットに対しても50%の確率ですが追い風を阻止できる可能性があります、大会で一度その状況になりましたが残念ながらクロバットが先に追い風をしてしまいました。


☆選出パターン


①基本選出


先発:カイオーガorワルビアル&ルギア
後発:ワルビアルorカイオーガ&ボーマンダ


基本選出と書いてあるが相手が猫騙しとかS操作とかをしてこない場合なのでガオガエン等の使用率を考えてもこのパターンの選出になることはほぼない、伝説抜きとかふざけたPTにイージーウィンしにいく時だけかも(笑)初手でゲンシカイオーガワルビアルのうち刺さってる方とルギアを出して初手で守ってる間ににルギアでZ追い風、以降はゲンシカイオーガいかりのつぼワルビアルで暴れてからメガボーマンダで詰めるのが基本となります。
②VS猫騙し展開、VSグラゼルネ


先発:アマージョ&ルギア
後発:カイオーガ&ワルビアル


猫騙し要員がいたらオーガレックで無ければ基本はこの選出で、特にグラゼルネには強い。アマージョのとんぼ返り+ルギアのZ追い風から入り、アマージョは相手のPTや出方に合わせてゲンシカイオーガワルビアルに交代します。ゲンシカイオーガを無傷で出せた場合はルギアのスキルスワップでマルチスケイルを渡します。相手にゲンシグラードンがいる場合は後投げで潮吹きや根源を蒸発させに来ることが多いので出してくれればラッキー、スキルスワップで天候を上書きした直後に潮吹きでゲンシグラードンを確実に仕留めることができます。ワルビアルの場合はエアロブラストを当てる前に先制技を受けないように注意、テストと大会共にそういったケースは一度も無かったので読まれにくいとは思うがオボン込みでエアロブラストで最大乱数ダメージを引いた場合は先制技で64%以上削られるといかりのつぼの前にワルビアルが倒れてしまいます。A特化メガレックウザの珠神速で中乱数のため大抵の先制技は大丈夫ですがアクアジェットマッハパンチには気をつけたい、幸いこのルールだとこれらの技を持つポケモンはほとんどいないようで一度も見かけませんでした。


③VSオーガレック


先発:カプ・コケコ&ボーマンダ
後発:カイオーガアマージョ


先発で出てきやすいメガレックウザに対してコケコマンダで縛っていきます。ゲンシカイオーガが出てきた場合でもこの組み合わせで縛れるため安定していた。メガレックウザが引くなら流星群ではなく追い風を使っておきたいところですが一度居座られてからは流星群を撃つことにしました、後ろにフェアリーがいなければ安定行動ですが居座られた時はいたのに出してこなかったという・・・。この辺りは対戦回数を重ねる必要がありますね。
④VSトリックルームPT
先発:カプ・コケコ&ルギア
後発:他の4体から相手PT次第
トリックルームを発動させるためのサポートはいくつかあります。
まず猫騙し+トリックルームの場合はコケコをアマージョに交代させてルギアで吹き飛ばします。これが決まれば選出パターン➁と同じ状況が作り出せるのであとはその通りに戦います。次に挑発+トリックルームの場合はコケコで挑発されるまえに挑発してルギアで吹き飛ばします。万が一トリル始動役がメンタルハーブだと終わるのでコケコで直接挑発するより確実です。悪戯心挑発の場合は猫騙しの時と同様にコケコをアマージョに交代させてルギアで吹き飛ばします。問題はこの指止まれ、怒りの粉で引き寄せてくる場合ですが基本的に止めるのは難しいと思います。モロバレルならばメガボーマンダを先発にして捨て身タックルで一撃で倒せれば挑発か吹き飛ばしで止められますが他は厳しいです。見せ合いの時点でどうしても止められそうにない場合は思い切ってアタッカー2枚を並べて少しでもダメージを与えておくと良いかもしれません。幸いテストも大会もこういったPTには当たらずにトリックルームを許した試合はわずか1試合のみでした、その時はサイドチェンジに引っかかってしまったので読んでいれば防げました。

バトルビデオ1:E26W-WWWW-WWX6-358N
コンボが決まった試合、追い風Zの強さとコケコがテテフの持ち物を見破ったおかげで後攻ボルチェンを決めるなどプレイングも上手くいきましたがトリックルームのことを考えていなかったのは反省。


バトルビデオ2:29EW-WWWW-WWX6-35KM
ルギアが大活躍したベストゲーム、4つの技をすべて使った試合は多分他にないですね。
立ち回りも完璧でした。